なぜオフィスに自販機を置くの?

就職やアルバイトする時にチェックしている福利厚生ですが、実は大きく分けると2種類あります。法律で定められている福利厚生は法定福利厚生と呼び、雇用保険・健康保険・介護保険・労災保険・厚生年金保険を指します。これらは働く従業員全てに適用されるので、任意で加入可否を決める事は出来ません。
この法定福利厚生は戦後に生まれたもので、時代と共にニーズに合わせて移り変わっていきました。この福利厚生にプラスして児童手当・児童手当拠出金が自治体から支給されます。児童手当拠出金はまだ知名度が低く、知らない方もいるでしょう。この福利厚生は子供の有無に関係なく、給料の0.15%が児童手当の財源の一部として収められる取り決めです。但し働き手の負担ではなく、事業主(企業側)が払うものとなります。
そして1990年代から始まった法定外福利厚生は企業が任意で提供出来る福利厚生で、自社が提供するタイプ・外部委託で提供されるタイプがあります。前者は住宅・家賃手当てや交通費、レクリエーションが含まれます。外部委託による福利厚生は宿泊や旅行を促進する。あるいは会社内で快適に過ごせる様なサービスを提供しています。
どちらも従業員がモチベーションを維持して気持ち良く働ける環境を整える為に、存在しています。そんな中で近年注目を集めているのが自動販売機の設置です。仕事の合間に気軽に購入出来るだけでは無く、通常の自販機で購入するよりもお得に購入出来ます。